対面式キッチンのレイアウトについて

2024年09月22日

対面式キッチンを設置する際のリビングのレイアウトについて

 

マイホームにおけるキッチンは、カウンターキッチンといわれる対面式キッチンが主流となりつつあります。

 

今回は、対面式キッチンを設置するときに知っておきたいレイアウトのポイントや注意点について解説します。

 

リビング

対面式キッチンを設置する際のリビングのレイアウトについて:配置と家事動線

対面式キッチンの最大のメリットは、家事をしながらリビングが見渡せることです。

 

家族との会話がはずむのはもちろん、小さな子どもがいる家庭ではリビングにいる子どもの様子を見ながら料理や食後の片付けができます。

 

対面式キッチンのメリットを最大限に活かすためには、レイアウトづくりが非常に重要といえるでしょう。

 

調理する場所(コンロ)、下ごしらえをする場所(シンク)、貯蔵する場所(冷蔵庫)の配置を間違えると、使い勝手の悪いキッチンになることもあります。

 

これらの3点については、それぞれ1.2m以上離して設置することでより効率的に動けるという研究結果が発表されています。

 

対面キッチンの場合、シンクとコンロの距離はある程度保たれていることが多いです。

 

しかし、冷蔵庫を設置する場所によっては動線が悪くなりかえって不便になることもあります。

対面式キッチンを設置する際のリビングのレイアウトについて:設置の際の注意点

対面式キッチンのレイアウトを考えるとき、動線を考慮すること以外にもいくつかの注意点があります。

 

まずは、通路幅が狭くなりすぎないように設置しなければなりません。

 

I型キッチンのように壁側にキッチンがある場合、背面の動線は十分確保されています。

 

その一方で対面式キッチンにスペースを割くとその分リビングが狭くなるため、キッチンの通路を狭くしようとする人がいます。

 

しかし、ひとりで調理する場合でも最低85cm程度、2人以上で調理をおこなう場合は1.2m程度の通路が確保されていないと動線が悪くなってしまいます。

 

また、シンクがリビング側に向くことでシンクから出る音がうるさく感じられるかもしれません。

 

必要最低限のスペースを確保できない場合は、無理に対面型キッチンを導入するべきではないでしょう。

まとめ

リビングの様子を見ながら家事ができる対面式キッチンを導入することで家族との会話が増え、コミュニケーションをとりやすくなります。

 

しかしリビングとキッチンの位置関係が良くない場合や通路幅を十分確保できない場合は、対面式キッチンを設置することでより不便になってしまう恐れもあります。

 

対面式に限らず、キッチンのレイアウトはライフスタイルや利用できるスペースの広さを考えながらじっくり検討しましょう。

 

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